アルミコンテナのカスタムがキャンパーの間で流行っています。BOXキャンパーと呼ばれるスタイルも確立されつつあります。
しかし、実際にどうカスタムしていけば良いかわからない方も多いでしょう。そこで当記事は、アルミコンテナのカスタム方法を解説します。
DIYが得意ではない方もカスタムできるので、ぜひご覧になってください。
実際に、筆者も有孔ボードや天板を取り付けてみました。
アルミコンテナカスタムに使用する定番ブランド・メーカー
アルミコンテナカスタムに使用する定番ブランドは次のとおりです。
- DELTA/MT Industries
- VENTLAX
- FIELDOOR
- DULTON(ダルトン)
定番のブランドのメーカーはさまざまですが、基本的にはこの中から選んでおけば間違いありません。多くのBOXキャンパーさんたちは、上記のアルミコンテナをカスタマイズしています。
中でも個人的なブランドがDELTA/MT Industriesか、VENTLAXです。アルミコンテナのカスタマイズにおいて、最も選ばれるメーカーなので、互換性のあるパーツを販売しているショップもあり、真似しやすいです。このいずれかのメーカーにしておけば、参考事例もたくさん見つけられるでしょう。
DELTA/MT Industries
筆者が選んだ、アルミコンテナのメーカーです。30Lのサイズに惹かれて購入を決めました。DELTA/MT Industriesは輸送を目的とした「プロフェッショナルボックス」と呼ばれています。
「北米、欧州の過酷な環境にも対応」と書かれており、国外ブランドのような雰囲気もありますが、どこの国の商品かは不明です。日本では本場アメリカDIYプロダクトを中心に取り扱うTOSHOという岐阜県の会社が仕入れています。よって、もしかしたら、元々はアメリカの商品かもしれません。
どこの国の商品かは不明ですが、アルミコンテナと聞けば、DELTA/MT Industriesは簡単に想起されます。カッコ良いアルミコンテナをお探しの人は、DELTA/MT Industriesを選べば間違いないでしょう。
バリエーション
Extreme X™ 30アルミコンテナ | 30L | 3.7Kg | アルミニウム/ダークグリーン/ブラック(限定) |
Extreme X™ 39アルミコンテナ | 46L | 4.5Kg | アルミニウム/ダークグリーン/ブラック(限定) |
Extreme X™ 60アルミコンテナ | 50L | 4.2Kg | アルミニウム/ダークグリーン |
Extreme X™ 73アルミコンテナ | 82L | 5.4Kg | アルミニウム/ダークグリーン |
基本的には、30Lか46Lの選択肢になるでしょう。どちらを選ぶべきかは、キャンプの美学によって異なります。筆者は、軽量キャンプが好きなので、30Lを選びました。しかし、有孔ボードを取り付け、蓋を閉めると、中のスペースがさらに減ります。全部ギアをまとめたい方は、46Lを選ぶと良さそうです。あまり大きすぎても、モノを入れたときの総重量が増えるので、やや不便を感じるかもしれません。大きくなるにつれ、価格も高くなります。
カラーは3種類です。アルミ(シルバー)<ダークグリーン<ブラックの順番に価格が高くなっていきます。ブラックは一番高いのですが、汚れが目立たないですし、存在感があるので、おすすめです。
アルミコンテナの選び方
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アルミコンテナカスタムの作り方
アルミコンテナカスタムの作り方は次のとおりです。
- 有孔ボード取り付け
- テーブルカスタム
凝ろうと思えば、サイドテーブルや留め具なども拡張できますが、基本的には以上の2点だけで最低限クリアです。
有孔ボード取り付け
まずは、蓋裏に有孔ボードを取り付けます。取り付け方法は大きくわけて2つです。
- ドリルで穴をあける
- 協力テープで取り付ける
DIYに慣れている方は、ドリルで穴あけで良いでしょう。しかし、あまり慣れていない方は、強力テープを使った有孔ボードの取り付けがおすすめです。アルミコンテナは安い値段ではないので、穴あけに抵抗がある方もいます。見た目や機能は大差ないので、お好きな方法でのカスタマイズがおすすめです。
しかし、穴あけ専用のアルミコンテナカスタムパーツを取り扱っているブランドもあります。そのようなパーツに限って、かなりカッコよいので、どうしても使いたい場合は穴あけを覚悟しましょう。
テーブルカスタム
アルミコンテナカスタムはテーブルがなければ、始まりません。テーブルは木材や金属など、お好きなものを選べます。
木材は、あまり薄い素材を選ぶと曲がったりするので、注意が必要です。金属は、そもそも加工しにくいデメリットがあります。
結局、どちらを選べばよいかは自分次第です。木が好きな人は木を選べばよいですし、金属が好きな人は金属を選びましょう。
素材も重要ですが、それ以上に重要なのがサイズです。DIYできない方は、サイズオーダーをおすすめします。
横幅(W)はコンテナの-30cmくらいで作るとフィットするはずです。基本的には板を複数枚並べてテーブルにするので、3枚だったら、1枚あたり-10cmのイメージです。
念の為補足しておくと、横幅480cmのアルミコンテナをカスタムしたい場合、1枚の板の横幅は150cmになります。
縦幅(D)は、短いとコンテナ内に落下するので+10cmが理想です。縦幅に関しては、何枚であろうと、長さは+10cmで変わりません。横幅は枚数によって、1枚あたりの長さを変える必要があるので注意しましょう。
アルミコンテナで叶えるカスタムキャンプ体験
アウトドア愛好者にとって、キャンプは都会の喧騒を離れ、自然と共に過ごす貴重な時間です。新しい冒険を求める人々にとって、快適で効率的なキャンプ体験を実現するためには、適切な装備の選択が欠かせません。この記事では、アルミコンテナがカスタムキャンプにおいてどのような役割を果たすかについて詳しくご紹介します。
アウトドア愛好者にとってのキャンプの重要性
自然の中で過ごすことは、現代社会のストレスから解放され、リラックスした時間を過ごすチャンスです。キャンプは新鮮な空気を吸い込みながら、美しい景色を楽しむための絶好の方法です。また、家族や友人と過ごすキャンプは、絆を深める絶好の機会でもあります。しかし、本格的なアウトドア体験を実現するためには、適切な設備が必要です。
アルミコンテナの利点の紹介
アルミコンテナは、キャンプ愛好者にとって非常に重要なアイテムです。その軽量性と耐久性は、過酷なアウトドア環境において頼りになる存在です。アルミコンテナは衝撃や振動に強く、悪天候にも耐えるため、貴重な装備や食品を守るための理想的な選択肢と言えます。
さらに、アルミコンテナは優れた密閉性を持っており、中に収納されたアイテムを湿気や虫から守ります。また、アルミ材料は錆びにくく、長期間の使用においてもその性能を維持します。これにより、キャンプ愛好者は安心して装備や食材を保管できるのです。
本記事の目的と概要
この記事の目的は、アルミコンテナがカスタムキャンプ体験に与える影響を理解し、アウトドア愛好者がより快適なキャンプを楽しむための知識を提供することです。アルミコンテナの優れた特性や利点に焦点を当てながら、どのようにカスタムキャンプに活用できるかを具体的な事例と共に解説します。
次のセクションでは、アルミコンテナを活用したカスタムキャンプのアイデアについて詳しく探求します。アルミコンテナを収納スペースとして活用したり、クッキングステーションとして利用する方法を紹介します。さらに、アルミコンテナを用いて簡易シャワーやトイレを作る方法も取り上げます。
最後に、アルミコンテナを用いたカスタムキャンプが提供する利点についてまとめます。軽量で丈夫なアルミコンテナは、キャンプ愛好者が自然の中で安心して過ごすための頼れる相棒です。カスタムキャンプにおいて、アルミコンテナの多様な活用方法を通じて、より充実したアウトドア体験を手に入れましょう。
この記事を通じて、アルミコンテナの魅力とそのカスタムキャンプへの貢献度について深く理解していただければ幸いです。
アルミコンテナの特徴と利点
アルミコンテナはカスタムキャンプにおいて非常に重要な役割を果たします。その特徴と利点を以下で詳しく見ていきましょう。
軽量で耐久性がある
アルミコンテナは、その軽量性と耐久性のバランスが魅力的な特徴です。アウトドアでの使用に適しており、荷物を運ぶ際の負担を軽減します。一方で、アルミニウムは強固な素材であり、衝撃や振動に対しても耐性を持っています。これにより、キャンプ中の荷物の保護と安全が確保されます。
防水性と防錆性
アルミコンテナは防水性に優れており、雨や湿気から内部の荷物を保護します。また、アルミニウムは錆びにくい素材であるため、長期間の使用においてもその外観や性能が劣化しません。これにより、アウトドア環境での厳しい条件下でも、貴重な装備や食材を守り続けることができます。
容量と収納効率の優れた設計
アルミコンテナは、その設計においても優れています。多くのユーザーが求める収納容量と効率を考慮して製造されており、さまざまなサイズや形状が用意されています。これにより、異なる種類の荷物やアイテムを効果的に整理・保管できるだけでなく、キャンプ場でのスペース効率も向上します。
カスタマイズのしやすさ
アルミコンテナは、その堅牢な素材と汎用性により、カスタマイズが容易です。ユーザーは自分のニーズや好みに合わせて、内部の仕切りを追加したり、収納方法を工夫したりすることができます。さらに、アルミニウムの表面は塗装や加工が可能であり、個性的な外観を実現することもできます。
アルミコンテナを使用したキャンプのアイデア
アルミコンテナはその堅牢な特性を活かして、さまざまなキャンプのアイデアに応用できます。以下では、アルミコンテナを使用した実用的なキャンプアイデアを紹介します。
アルミコンテナを活用したシェルター構築
アルミコンテナを連結してシェルターや小屋を構築することができます。コンテナ同士を積み重ねて広い空間を作ったり、側面を開けて風通しを良くしたりすることで、快適なキャンプスペースを手に入れることができます。
屋根としての利用
アルミコンテナを逆さまに配置して屋根として利用することができます。これにより、日差しや雨から守られたエリアを作り出し、アウトドアライフをより快適に楽しむことができます。
壁材としての活用
アルミコンテナをスタッキングして仮の仕切りや壁を作ることで、プライバシーを確保したり、風の影響を軽減したりすることができます。アルミニウムの堅牢さが、頑丈な壁を作るのに役立ちます。
アルミコンテナを用いたキッチンと食品保管
アウトドアキッチンを作る際には、アルミコンテナを調理スペースや食材の収納スペースとして活用できます。火気の利用に注意しつつ、調理道具や食材を整理し、清潔なキッチンを維持しましょう。
アウトドアキッチンの設置
アルミコンテナをカウンターや棚として使用してアウトドアキッチンを設置することで、料理の準備や調理をスムーズに行える環境を構築できます。必要な道具や調味料を収納し、アウトドア料理を楽しんでください。
食材の保冷・保温
アルミコンテナを保冷剤や保温材と一緒に使用することで、食材や飲み物の温度を管理できます。アルミニウムの優れた断熱性が食品の鮮度を保つのに役立ちます。
アルミコンテナを活用した快適な寝具とインテリア
アルミコンテナをベッドの下に配置して収納スペースとして活用するか、クッションやシートを追加して快適な寝床として使用することができます。また、アルミコンテナをテーブルやデコレーションの一部として組み込むことで、オリジナリティ溢れるキャンプの空間を演出できます。
アルミコンテナを活用したカスタムキャンプのステップガイド
アルミコンテナを使用してカスタムキャンプを構築するためのステップガイドをご紹介します。これに従って、快適で効率的なキャンプスペースを創り上げましょう。
必要な道具と資材のリスト
まずは計画を立て、必要な道具や資材を用意します。アルミコンテナのほかにも、切断用具、穴あけ工具、固定具、組み立て具材などが必要です。資材リストを確認し、すべての準備を整えましょう。
コンテナの準備と加工
アルミコンテナを必要な形状に切断したり、穴を開けたりする加工作業を行います。コンテナが必要なサイズになるように、注意深く加工を進めましょう。
クリーニングと下準備
アルミコンテナを清潔に保ち、埃や汚れを取り除きます。また、下準備として組み立てに必要なパーツや資材を整理して準備します。
切断や穴開けの手順
コンテナの加工作業として、必要に応じて切断や穴開けを行います。正確な計測と安全対策を忘れずに行いましょう。
キャンプシェルターやキッチンの構築手順
キャンプシェルターやキッチンを組み立てる手順を順に追いながら進めます。アルミコンテナをどのように組み込むか、安定性や機能性を確保しながら計画的に進めましょう。
基本的なフレームの組み立て
キャンプスペースの基本となるフレームを組み立てます。アルミコンテナを組み込むための基盤を作り、しっかりと固定します。
コンテナの組み込みと固定
アルミコンテナをフレームに組み込み、安定させるために固定具を使用します。コンテナ同士を連結し、必要に応じて固定を強化します。
屋根や壁の取り付け
シェルターやキッチンの屋根や壁を取り付けます。アルミコンテナを用いた構造物が完成形に近づく段階です。安全性と安定性を確保しながら取り付けを行いましょう。
快適なインテリアと寝具のセットアップ
キャンプスペースの内部に快適なインテリアを設置します。アルミコンテナをベッドや収納として活用し、居心地の良い空間を作り上げます。
マットレスや寝袋の配置
寝具を配置して快適な睡眠環境を整えます。アルミコンテナの利用方法に合わせて、マットレスや寝袋を配置しましょう。
収納スペースの最適化
アルミコンテナを使用した収納スペースを最適化します。必要な装備や食材を整理して、使いやすく効率的な収納スペースを確保しましょう。
環境への配慮と注意事項
アルミコンテナを活用したカスタムキャンプを行う際には、環境への配慮と遵守すべき注意事項を理解して実践することが重要です。
アルミコンテナの持続可能な利用方法
アルミコンテナを使用する際には、その長寿命や耐久性を活かして無駄な資源消費を抑えるよう心掛けましょう。コンテナの再利用やリサイクルに努め、環境に優しい利用方法を追求しましょう。
残留物の管理と廃棄
キャンプを楽しむ際に出るごみや残留物は、適切に管理・廃棄することが大切です。アルミコンテナの使用に際しても、中に残る食品残渣や廃棄物をきちんと処理し、自然環境を保護しましょう。
キャンプ地のルールと規制
キャンプを行う場所には、その場所ごとのルールや規制が存在します。アルミコンテナを活用したカスタムキャンプを行う前に、キャンプ地のルールを確認し、それに従って行動するよう努めましょう。自然環境への影響を最小限に抑えるためにも、規制を順守することが重要です。
成果とアウトドア体験の向上
このセクションでは、カスタムキャンプの成果とアルミコンテナを活用したアウトドア体験の向上について詳しく見ていきましょう。
カスタムキャンプがもたらす利点の再強調
先に紹介したように、アルミコンテナを活用したカスタムキャンプには多くの利点があります。その軽量性、耐久性、防水性、カスタマイズのしやすさなどが、キャンプの快適さと効率性を向上させる要因となります。
アウトドア体験の向上とアルミコンテナの役割
アルミコンテナを活用したカスタムキャンプは、アウトドア体験を一段と豊かにするための手段として重要です。これらのアイデアや手法を取り入れることで、キャンプ中の快適さや便利さを向上させ、より満足度の高いアウトドアの時間を過ごすことができます。
読者による実践事例やアイデアの共有
この記事を読んでいる皆さんも、アルミコンテナを使ったカスタムキャンプに関する実践事例やアイデアを持っているかもしれません。コメント欄などを通じて、自身の経験や考えを共有してみてください。他の読者との情報交換やアイデアのインスピレーションの源となることでしょう。
結論
この記事では、アルミコンテナを活用したカスタムキャンプの可能性と魅力について詳しく探求しました。アウトドア愛好者にとって、アルミコンテナは軽量性、耐久性、カスタマイズのしやすさなど、さまざまな利点を備えた重要なアイテムと言えるでしょう。
アルミコンテナを活用したカスタムキャンプのポテンシャル
アルミコンテナを使用したカスタムキャンプは、アウトドア体験を向上させるための鍵となります。その堅牢な素材と多様な活用方法により、快適さや機能性を追求したキャンプスペースを実現することができます。
読者への最終的なエンゲージメントと行動促進
この記事が皆さんにとって有益であることを願っています。アルミコンテナを活用したカスタムキャンプのアイデアや実践を通じて、自分だけの理想的なアウトドアスペースを創造し、充実したキャンプライフを楽しんでください。